座談会つき試写会に行って来ました。
日本未公開の映画がDVD化されるにあたって、今日の座談会の内容や書いたコメントが販促に利用されるそうです。
座談会ってどんな感じだろう?と、ちょっとどきどきしながら出かけました。
映画を観たあとに、スタッフの方が司会となり座談会に参加した8人に順番に意見を聞いてくれるシステムだったので、し~んとなることはなく、白熱すろこともなく、ほどほどに意見が出る、穏やかな座談会でした。
そういう見方もあるのか~、自分はそれには気が付かなかったな~など、考えることがいろいろあって、楽しかったです。
映画の原題は『A.C.O.D』、「Adult Children of Divorce(離婚家庭で育った子ども)」の略だそうです。
アメリカでは、2組に1組は離婚しているのだそうです。
だから珍しいことではないようだけど、子どもが親の離婚を受け入れられているわけでもなく、トラウマになっている人がたくさんいるのね。
「離婚でハッピー」も、わかる気がするけど。
一度きりしかない人生、お互いに嫌な気持ちで一緒に過ごすよりも、離婚して、新しい幸せを探すほうが。
でも、子どもがいる場合は・・・。
離婚、結婚を繰り返す人って、ポジティブなのかも?
それに限らず、人付き合い、仕事、趣味、なんでも、やりたいと思ったら始めて、嫌だと思ったらやめて、ストレスフリーな生活を送れるのかも。
自分の幸せに貪欲なのかもしれない。
でも、自分のことに夢中になりすぎて、周りの人のことをないがしろにするのはだめだよね。
自分も、周りも、みんなが幸せになる方法を考えたいな~。
離婚について扱っているけど全体の印象はコメディーっぽくて、でも、考えさせられるところもあって、珍しいタイプの映画なのではないかと。
エンドロールと一緒に、実際に離婚家庭で育った人のコメントがドキュメンタリーっぽく入っているのもよかったな。
離婚が題材だからこそ、人によっていろいろな感想があって、座談会にぴったりの映画だと思いました。
意見交換を前提に誰かと観ると、より楽しめるかもよ~。